整体施術の一例

ジストニア・痙性斜頸で首の傾きやこわばり、背中の痛み、腕のしびれに悩んでいた方の施術例をご紹介します。医療機関で治療を続けながら、やぎはし整体院でどのように身体の状態を確認したのかを解説します。

首が勝手に傾いてしまう。

緊張すると首が強くこわばる。

外出したあとに背中まで張ってしまう。

ジストニアや痙性斜頸と診断された方の中には、医療機関で治療を続けていても、こうした身体のつらさに悩んでいる方がいらっしゃいます。

今回の動画では、神経内科でジストニアと診断され、ボトックス注射や薬による治療を続けている患者様にご協力いただきました。

首・肩・背中の状態を確認しながら、どのような点に注目して施術を行ったのかをご紹介します。

この記事では「ジストニアが治った」ということではなく、今回の患者様にどのような身体の特徴があり、施術前後でどのような変化がみられたのかをお伝えします。

ジストニア痙性斜頸で悩む方へ|整体による治療事例と改善のヒント

ジストニアとは

ジストニアは、自分の意思とは関係なく筋肉が収縮し、身体の一部がねじれたり、傾いたり、同じ姿勢を取りやすくなったりする運動障害です。

首に症状が現れるものは「頸部ジストニア」と呼ばれ、痙性斜頸という名称が使われることもあります。

症状の現れ方には個人差があります。

例えば、

  • 首が左右へ傾く
  • 顔が一定方向を向きやすくなる
  • 首や肩がこわばる
  • 特定の動きで突っ張りを感じる

などがあります。

また、緊張した時や外出した後などに、症状を強く感じる方もいます。

医療機関では、状態に応じてボトックス注射や薬などが検討されることがあります。

診断や薬の変更・中止については自己判断せず、主治医と相談しながら進めることが大切です。

今回の動画で伝えていること

病院で治療を続けながらも残っていた悩み

今回の患者様は、前年4月頃から周囲の方に「首が傾いている」と言われるようになり、その後、神経内科でジストニアと診断されたそうです。

現在も医療機関で治療を続けていますが、

  • 緊張すると左側の首が強くこわばる
  • 首を動かすと左側に突っ張り感がある
  • 左側の背中が張る、痛む
  • 左腕を一定の位置で保つとしびれを感じる

といった悩みがありました。

施術前に確認した身体の状態

施術前には、首を左右へ向く、横へ倒す、上下へ動かすといった動きを一つずつ確認しました。

その結果、左側の首周辺に強い緊張や動きにくさがみられました。

特に、胸鎖乳突筋や斜角筋と呼ばれる首周辺の筋肉に左右差があり、頸部や上部肋骨周辺にも動きにくさがみられました。

そこで今回は、筋肉だけに注目するのではなく、首・肩・肋骨周辺がどのように動いているかを確認しながら施術を行いました。

施術後にみられた変化

施術後に再度首の動きを確認すると、患者様から

  • 「左右を向きやすい」
  • 「横へ倒しやすい」
  • 「上を向いた時の詰まり感が楽に感じる」
  • 「首周辺が柔らかく感じる」

といった反応がありました。

また、首や顔の向きにも施術前後で変化がみられました。

ただし、1回の施術直後の変化だけで、ジストニアそのものが改善した、原因が取り除かれたと判断することはできません。

あくまで今回の患者様にみられた施術前後の変化として捉えることが大切です。

ジストニアで注意したい体の反応

ジストニアでは、首の傾きだけでなく、首や肩のこわばり、背中の張りなど、さまざまなつらさを感じることがあります。

今回の患者様では、

  • 首の強いこわばり
  • 首を動かした際の詰まり感
  • 肩甲骨周辺の張りや痛み
  • 腕を保持した際のしびれ

などがみられました。

腕のしびれは原因を決めつけないことが大切

動画では、腕のしびれについて、首から腕へ向かう神経の周囲にある筋肉の状態も確認しています。

ただし、しびれにはさまざまな原因があります。

首や肩周辺の筋肉だけが原因とは限りません。

  • しびれが急に強くなった
  • 手に力が入りにくい
  • 感覚が鈍くなってきた
  • 症状が急に変化した

といった場合には、整体だけで判断せず、早めに医療機関へ相談してください。

やってはいけない可能性がある対応

首が傾いていると、

「反対方向へ強く伸ばした方がいいのでは?」

「無理にまっすぐに戻した方がいいのでは?」

と考える方もいるかもしれません。

しかし、強く引っ張ったり、痛みを我慢してストレッチしたりすることが、その方に合っているとは限りません。

今回の動画でも、まず首・背中・肋骨周辺の状態を確認してから施術を行っています。

「ジストニアだからこの運動をすればいい」と一律に考えるのではなく、現在の身体の状態に合わせて対応することが大切です。

また、整体を受けたことを理由に、薬やボトックス治療を自己判断で中止・変更しないようにしてください。

治療方針については、必ず主治医と相談してください。

自宅で気をつけたいこと

日常生活では、「首を何とかまっすぐにしよう」と頑張りすぎることで、かえって疲れてしまう場合があります。

まずは、自分の身体がどのような場面で変化するのかを確認してみましょう。

例えば、

  • どんな時に首がこわばりやすいか
  • どの動きで張りや痛みが出るか
  • 緊張すると症状が変化するか
  • 外出後にこわばりが強くなるか

などを簡単に記録しておくのも一つの方法です。

自分の状態を振り返るきっかけになり、医師や施術者へ症状を伝える際にも役立つことがあります。

セルフケアを行う場合も、強い痛みやしびれを我慢せず、無理のない範囲で行うことが大切です。

やぎはし整体院で大切にしている考え方

やぎはし整体院では、ジストニアと診断された方に対して、病名だけを見て施術内容を決めるのではありません。


私たちはあなたの健康をサポートし、痛みや不調を解消するお手伝いをします。

院内の雰囲気や施術内容をご覧いただき、お気軽にご質問やご予約をお待ちしています。

料金を詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ