「首を回すとピキッとして痛い」「後ろが向けない、動かない」といったお困りはありませんか?
実は、この原因は1つの骨かもしれません。
その骨は第1頸椎。
この骨が動かないことで首の動きはもちろん、様々な症状が出てしまいます。
今回は第1頸椎について解説していきます!
第1頸椎とは?
頸椎は首の骨で、全部で7つあります。
そのうちの1番上の骨が第1頸椎です。
この骨は上に頭が乗っており、常に頭の重さで負担がかかりやすい骨となっています。
第1頸椎の機能は?
第1頸椎の機能は簡単に言ってしまうと
首を左右に回す動きです。
特に第1頸椎ー第2頸椎は首を回すことに特化した関節の形状になっています。
首を回す動きの半分は第1頸椎ー第2頸椎で行われると医学書にも書いてあるんです。
第1頸椎に負担がかかることで起こる症状
首が動かない、回らない
第1頸椎がスムーズに動かなくなると、首が回りづらくなってしまいます、
これは先ほど伝えたように第1頸椎が首の回旋の半分を担っているからです。
そうなると、ほかの首の骨や筋肉にも負担が増えてしまうのでピキッとした痛みが出てしまいます。
めまいや頭痛
めまいも実は第1頸椎の負担から起こります。
これは、第1頸椎の上に頭の骨が乗っているから。
頸椎の負担がかかりすぎると、筋肉が硬くなったりゆがみが起こります。
硬くなった筋肉や骨のゆがみで頭に行く血管の流れが悪くなり、めまいや頭痛を引き起こしてしまいます。
首肩コリ
首肩コリは、第1頸椎が動かなくなることで起こります。
というのも背骨は全体の骨が連動し、1本の骨のように動きます。
そのうちの1番上の骨が動かないとほかの背骨もうまく動きません。
結果、背骨全体の負担が増えて首肩コリを起こすことに。
改善方法
首の骨の動きや引っかかりを取ることで症状が改善していきます。
頸椎の引っかかりを取るのに強い力を使うのはNG。
筋肉に刺激が入り、硬くなって余計に首が固まってしまうからです。
当院ではマイオセラピー・AKA・筋膜リリースを用いて首の引っかかりを取っていきます。