柏市でオススメのやぎはし治療院

椎間板とは?

椎間板は、背骨と背骨の間にある水分を含んだクッションの役割を果たすものです。

歳をとると背が縮むのも一つは椎間板のせいで、常に上から圧迫されているため、徐々に水分が減り、小さくなると言われています。

椎間板による腰痛

姿勢によって椎間板にかかる負担が違います。

悪い姿勢を続けていると椎間板が劣化し、傷つきます。

そして、椎間板の外には痛みを感じるセンサーが多くあるため、その部分に刺激が加わり、腰痛として感じるのです。

姿勢別に見た椎間板への負担

一般的には、うつ伏せが最も椎間板に負担がかからない姿勢です。

その次に、横向きで横たわる、仰向け、立位、椅坐位の順に負担が大きくなります。

したがって、立っているよりも座っている時の方が、椎間板には負担がかかっているのです。

椎間板に負担をかけない工夫

普段の生活で少し注意するだけで腰痛が減り、改善が早くなります。
(理学療法学テキストⅤ 日常生活活動より引用)

椎間板に負担をかけない工夫
椎間板に負担をかけない工夫
椎間板に負担をかけない工夫
椎間板に負担をかけない工夫

1.関節に対して

整体風景

腰部の調整だからといって、腰椎ばかり整体していると、失敗します。

頸椎の整体や股関節を整体するのも重要です。

当院では先入観にとらわれず、関連する関節をすべて整体していきます。

2.筋に対して

整体風景

筋が硬くなり、悪さをする場合があります。

筋が硬くなっていると、そこに酸欠状態が生じています。

酸欠状態は、痛みを感じやすくさせます。

この場合も、腰部の筋肉だけでなく、背骨~股関節、太ももの筋肉まで範囲を広げることが大事です。

3.血行に対して

血行が悪いと、痛みを出す物質や痛みを増幅させる物質がどんどん産生されます。

血行を良い状態に維持しておく必要があります。

4.自律神経に対して

自律神経の中でも、交感神経が過敏になると、体では異常が生じます。

激しい痛み、腫れ、むくみ、脱毛、皮膚の脱落、異常発汗、関節の動きにくさといった状態が見られます。

このような状態になりかけの方が非常に多いです。

当院では、交感神経の調整を行ないます。

思い当たるお客様は、すぐにご相談ください。

5.神経に対して

神経と言っても、筋肉の中にある神経が問題になってきます。

筋肉の中の神経が過剰に働くと、筋肉がゆるまず、痛みを発します。

その筋肉内にある神経の誤作動を生じさせないのが重要です。

6.骨盤に対して

ゆがみの把握

骨盤の位置が乱れているお客様が非常に多くいます。

この乱れのせいで、特定の部位に負担がかかって、痛みが生じているのです。

そうならないように、骨盤の位置を調整します。

7.姿勢に対して

整体風景

今までの原因とは違って、全身のことが腰痛の原因になる場合があります。

つまり、腰痛になりやすい姿勢になっているのです。

それを治さない限り、いくらでも再発する可能性があります。

筋肉の柔軟性や筋力、関節の動きなどをチェックして、適切なアドバイスとエクササイズを行ない、姿勢を整えていきます。

8.筋力に対して

インナーマッスルのチェック

筋力といっても、大きな筋肉ではなく、インナーマッスルである深部の筋肉です。

深部の筋肉をしっかり働かせて体幹を固定し、「自分の筋肉でコルセットを作る」とよく表現されています。

インナーマッスルのチェックとエクササイズを、きちんと行えているセラピストは非常に少ないです。

当院では、適切な方法で、楽にエクササイズができます。

9.体の使い方に対して

最後に、かなり重要になってくるのが、腰に負担にかからない体の使い方です。

しっかりと体幹をインナーマッスルで固定し、股関節・ひざ・足関節が連動して動くことが重要になってきます。

腰痛になる要因はたくさんありますが、その中で生活習慣(主に仕事)に注目すると・・・

  1. 重労働作業
  2. 持ち上げ作業
  3. 前後屈と腕を伸ばす動作
  4. ひねり動作
  5. 引き・押し動作
  6. 座位・立位時間の延長
  7. 振動

お客様の動きの癖を見抜き、腰に負担のかからない体の使い方をアドバイスします。

生活習慣で注意すると良いこと

動作が要因で腰痛になった場合、「使いすぎ」が原因になっていることが多いです。

使いすぎの要因となった動作を確認して、患部の使いすぎが起こらないよう改善できる部分は指導させて頂きます。

上記に挙げられた問題となる動作の中で一番多いのが持ち上げ動作です。

これを改善するポイントとして、以下のポイントが挙げられます。

  1. 重い物を持つときはできるだけ体に近づける
  2. 物を持ち上げる時は体を曲げず、しゃがんだ姿勢から持ち上げる
  3. 足を前後に開き、体が丸くなるのを抑える
  4. 足を台に乗せる

それ以外にも動作を変えずに環境を変え、(別の方法を考えるか、その動作をしないこと)腰痛の要因を少しでも減らすことができます。

10.コルセットを使うタイミング

一般的に、腰痛にはコルセットは良いと考えられております。

また、病院へ行くとコルセットは付けないほうが良いと言われる場合もあります。

コルセットで重要なのは、時期や状態に応じて使い分けることです。

コルセットの役割を簡単にいうと、応急処置と保護です。

腰痛が強い時期は患部を安静に保つことは大事です。

したがって、この場合のコルセットは正しいと考えます。

その後、腰痛が落ち着いてきたらコルセットを外します。

コルセットは、腰に限り、使いすぎても筋力の低下は見られません。

コルセットは腰痛が落ち着き、不安が解消されるまでつけていて構わないです。

慢性腰痛の方でも、保護のために付けることは良いと考えられます。

コルセットは大きく分けてサラシのようにゴムなど柔らかいもので巻くだけのものと、硬い支柱の入ったコルセットがあります。

腰痛が強い場合、後者の支柱の入ったものが関節をしっかりと固定する効果があるため、効果的と言われております。

コルセットをつける時のポイントとして、腰痛のある部分を覆うことも大事ですが、骨盤と背骨がしっかりと固定されている状態が大切です。

よって、痛みのある部分と骨盤をしっかり覆ってコルセットを巻くと効果を発揮します。

また、説明書や購入したところで装着方法を聞いておくと確実です。

比較写真