しゃっくりは、一時的なものであれば問題ありません。
しかし、何度も繰り返したり、長く続いたりする場合は不快です。
乳幼児にしゃっくりが生じると、寝つきが悪かったり、泣き出してしまったりと多くの問題があります。
また、成人でも何年間もしゃっくりが続いており、何科を受診してよいのか、わからない方もいます。
しゃっくりは、横隔膜の痙攣で生じていることが多いです。
しゃっくりが止まらない原因
中枢性しゃっくり
中枢神経が刺激されることによって起きるしゃっくりです。
脳腫瘍、脳卒中やアルコール中毒など、病気の症状として起きます。
末梢性しゃっくり
末梢神経が刺激されることによって起こるしゃっくりです。
肺炎や気管支喘息などが原因で引き起こされます。
横隔膜の痙攣(けいれん)によるしゃっくり
一般的なしゃっくりで、横隔膜が刺激され、痙攣する状態を言います。
横隔膜は胸とお腹の境にある板状の筋肉で、呼吸に関係する筋肉の一つです。
横隔膜がどこの骨に付いているかを知っていないと治療ができません。
重要なのは、第11肋骨です。
後ろから体を見たときに、横隔膜が第11肋骨に付着しているのがわかります。
治療では、この第11肋骨を調整します。
横隔膜のしゃっくりの原因
一般的には、以下のように言われています。
- 早食い
- 大食い
- 香辛料やアルコールの摂取
- 急に大きい声を出す
- 驚いた時
しかし、骨盤の治療や第11肋骨の治療で改善することから、何らかのきっかけで骨盤や第11肋骨にひっかかりが生じて、しゃっくりが生じていると捉えることもできます。
横隔膜の痙攣によるしゃっくりの治療
横隔膜の刺激によるしゃっくりの止め方は色々あります。
- くしゃみをする
- 呼吸を止める
- 水を飲む
- 驚かしてもらう
などです。
一般的な治療を試しても、それぞれ根拠が薄く、きちんと治らない場合が多いです。
当院でのしゃっくりを止める整体
まず、背骨全体の動きを整えます。
次に、横隔膜は11番の肋骨に付着しているため、11番の肋骨と背骨の関節を整えます。
そして、最後に肋骨全体の動きを整えます。
お客様の喜びの声
S・K様 2歳 女の子
ニコッと笑顔になりました。