
足底筋膜炎とは?

歩いたり走ったりするときに踵や足の裏に痛みがあります。
原因として、足の裏の腱膜が付着している骨を引っ張り、炎症を起こし痛みが出現します。
悪化すると骨が飛び出して「骨棘」という「骨のとげ」が出現して、足をつくだけでも痛みを引き起こします
一般的な足底筋膜炎の治療
注射や投薬で治療を進めていくことが多いです。
電気治療や超音波治療といった、物理療法を行うこともあります。
当院での足底筋膜に対する整体
足底筋膜炎にならないように、当院では整体を行っております。
①足底筋膜を柔らかくする
②足首の動きを柔らかくする
足首の動きが悪いと一定の部分に負担がかかってしまいます。
足首にはたくさんの小さな骨があり、それらがお互い順番に動くことで正常な足首の動きとなります。
どこか一つでも動きに制限があると、全体の動きが悪くなります。
③動作の改善
足首の動きが改善しても、足の踏み出し方や歩き方が悪いと痛みが出現してしまいます。
④足の指の筋力を鍛える
足の指の筋肉が弱いと、身体を支える部分が足底筋膜に集まってしまうため、負担が増します。
⑤テーピングによる足の固定
足首の動きが悪いと痛みを引き起こすと話しましたが、足首が柔らかすぎてもダメです。
そういう場合はテーピングで足首を正しい位置で固定します。
⑥足底板の使用
一部分だけ体重をかけると痛みが出現してしまう場合、その部分をくり抜いた足底板を
使います。
踵の痛みの落とし穴
踵の痛みの発生機転により、注意しなければならない場合があります。
急激に痛みが発生して、かつ「踵を強く打った」「転倒した」など、原因が明確な場合に多いのが「踵骨骨折」です。
これは、踵の骨の骨折です。
- 足を着くと痛い
- 押すと痛い、など
これは、足底筋膜炎と同様の症状であるため、間違うことがあります。
この病態を間違えると、痛みが引かなかったり、変形したりする場合があるため、注意が必要です。