
【完全個室+託児付き】キッズスペース
女性特有の悩みを広い整体スペースでは、相談しにくいと思います。
そのため、完全個室の整体スペースを作りました!!
お子様が泣いても個室だから安心!!
柏の当院には、産後の整体を希望するお子様連れのお客様が大変多くいらっしゃるようになりました。
そのため、完全個室のキッズスペースを作りました!!
柏では唯一の整体院です。ぜひ、ご活用下さい\(^o^)/





尿失禁の種類
尿失禁には、2種類あります。
咳やくしゃみなどの腹圧負荷時に不随意に尿が漏れる・・・腹圧性尿失禁
尿意切迫感と同時または直後に不随意に尿が漏れる・・・切迫性尿失禁
また、これらを併せ持つ混合性尿失禁があります。
さらに、国際禁制学会により「尿意切迫感を必須症状とし頻尿・切迫性尿失禁を伴う症状症候群」と定義された過活動膀胱(OAB;Overactive Bladder)症状症候群の割合も増えています。
産後の尿失禁の原因
ではなぜ尿漏れなどが起こるのでしょう?
特に、女性に多い尿漏れについて考えてみましょう。
- 女性は男性と比較して尿道が短い
(男性が16~20cmに対して、女性は3cm程度) - 女性は骨盤底に尿道・膣・肛門と3つの開口部があり、これらの部位は構造的にデリケートである
- 妊娠・分娩・加齢によるゆるみが原因となり、尿失禁発症のリスクが高くなる
などの要素が挙げられています。
①腹圧性尿失禁
尿失禁の中で最も頻度の高いのが腹圧性尿失禁です。
腹圧性尿失禁は、腹圧の高まる労作で起こる不随意な尿漏れを特徴としており、上昇した腹腔内圧は膀胱に作用し、尿意や膀胱の充満具合とは無関係です。
- 個別的な因子(靭帯が極度に緩い、遺伝的要素など)
- 体重増加、急激な痩せ
- 喫煙、エストロゲンホルモンの低下(更年期など)
- 抗うつ薬、括約筋に作用する薬剤(筋弛緩薬)
- 尿道の下降や管の屈曲度の変化、骨盤底筋の疲労などを引き起こす過剰な腹圧
- 分娩時の不適切ないきみ
- 低位の便秘における排便時のいきみ
- 習慣性咳嗽
- 重量物の挙上
- 過剰な腹圧のかかるスポーツ、誤った方法による腹筋運動の実施、など
特に、分娩時の不適切ないきみで症状が悪化する方が非常に多く見られます。
②切迫性尿失禁
切迫性尿失禁の原因は、骨盤底筋より膀胱の機能不全に由来しています。
尿意で寝床から起き上がるとき、トイレのドアノブに手をかけたとき、下着を下ろすとき、手洗いをしたときの、冷たい水に触る刺激が排尿反射の引き金になることも、切迫性尿失禁の特徴です。
このような尿意切迫感を必須症状とし、頻尿・切迫性尿失禁を伴う症候は、過活動膀胱(OAB)と定義されています。
過活動膀胱の原因としては、脳血管障害などの脳幹部橋より上位の中枢の障害、脊髄損傷などの脊髄の障害からくる神経因性のものと、加齢や骨盤底筋の脆弱化による非神経因性のものがあります。そのうち8割が非神経因性によるものとされています。
つまり、非神経因性による症状をお持ちの方は、膀胱トレーニングや骨盤底筋のトレーニングなどにより改善する可能性が高いと言えます。
尿失禁は、20代、40代の65%が経験し、そのうち、84%は出産が原因とされています。
出産を経験した方は、分娩時に会陰切開や会陰裂傷を経験しているので、骨盤底筋にかかる負担はとても大きいのです。
帝王切開の方でも妊娠中に骨盤底筋にかかる負担は大きく、尿失禁を訴える方もいらっしゃいます。
また、これらの症状は産後間もない褥婦の方だけに起こるわけではありません。
閉経後はエストロゲンというホルモンの低下により、骨盤底筋のゆるみが起こりやすく、尿失禁・過活動膀胱などの症状や、重症化すると、骨盤臓器脱(子宮脱など)も起こしかねないのです。
これらの症状の方には、骨盤底筋のトレーニングを行うことはとても大切ですが、骨盤底筋はインナーマッスルであり、体幹筋・横隔膜・多裂筋というインナーマッスルと共同して働きます。(インナーユニット)
つまり、骨盤底筋のトレーニングはそれのみの収縮を促すだけでは不十分であるため、共同して働くインナーマッスルも同時に働かせる必要があります。
なかなか良くならない尿失禁は・・・
腹直筋離開が関与している可能性が高いです。
腹直筋離開は、産後、9割以上の方で発症しているという報告があります。
したがって、誰でもこのような結果になる可能性があります。
当院では、腹直筋離開を考慮した尿失禁治療を行なっております。
また、エコー検査も取り入れており、安全に治療を行なえます。
腹直筋離開を知らないで尿失禁治療をすることは危険です。ご注意ください。


当院では、超音波エコーによる腹直筋の観察が可能です。
腹直筋離開の状態、治療の変化など、多くのことがエコーで分かります。