歩き方の乱れがひざ痛の原因になる
私たちの生活は・・・
私たちは、止まっている事がほとんどありません。
また、膝の痛みも動いているときに多く見られます。
そのため、変形性膝関節症の膝痛の原因の多くは、生活習慣の動作中にあることが多いと言われています。
変形性膝関節症の原因
変形性膝関節症の膝痛の原因は、筋力低下であったり、正座をしているといったり、肥満であったりと言われています。さらに、生活習慣の動作、特に歩行にあることが分かってきました。
しかし、歩行は姿勢との関連や、生活との関連、一人ひとりの置かれている背景などから、理想的な歩行を提示することは非常に困難です。
一人ひとりの歩行スタイルというものがあり、テレビなどで拝見する理想的な歩行は、一つの歩行の型としては良いですが、常に同じ歩行スタイルで人間は歩かないため、厳密に言うと間違っていることが多いです。
重力環境の中で、絶えず動いている身体は、その環境に応じて姿勢や動作を変化させています。
つまり、一つの姿勢や歩行はありえないのです。
また、病院には、姿勢が良い人でも膝が痛いといって来院する患者様や、理想的な姿勢を意識してから痛みが生じてきたという患者様もいます。
以上を踏まえると、理想的な歩行というものは存在しないということになります。
どのような歩行が膝の痛みの原因になるのか?
では、どのような歩行が膝の痛みの原因となっているのかというと、歩行と重力との関係で、「膝の一部分に負担のかかる歩行をしている」ということが挙げられます。
それは、環境や状況に左右されない、変化しない現象であると言えます。
その現象を見つけ出し、分析することで痛みの原因をつかむことが可能になります。
例えば、歩行中に上半身がグラグラして膝の内側・外側に負担がかかっているとか、骨盤の傾きにより膝の内側の一部分に負担がかかっているなど、あります。
つまり、きれいな歩行スタイルから逸脱するスタイルを治すのではなく、あらゆる状況でも観察される普遍的な不良現象を治すことが重要になってきます。
当院での膝の痛みの整体
歩行が乱れる要因は、自分がどのように歩行を行っているかを知らなかったり、どういうふうに身体を使うのが良い歩行なのかを知らなかったりすることがあります。
その場合、歩行をビデオ撮影し、、問題点を共有します。その後、身体の使い方を指導し、その場で歩行を整えます。
また、姿勢との関連や各関節の配列によっても、歩行時に膝にかかる負担が変化し、痛みが生じることがあります。
このようなことが起こる前に、当院での整体をおススメしております。