柏市でオススメのやぎはし治療院

「最近よく聞く反り腰って何?」

「改善するためにはどうすればいいの?」

反り腰の名前を聞いたことがある方は多いと思います。

反り腰
正常と反り腰の比較

しかし、反り腰がなぜ良くない症状と言われているのか、そのままにしておくとどうなってしまうのかなど、詳しいところまではわからないという方も多いと思います。

そこで、反り腰の基本的な説明から原因、そして改善方法についてご紹介しています。

反り腰とは?

腰椎の前弯(前方に曲がる)が過度になり、腰が弓のように反り返った状態を指します。

正常な腰椎でもある程度の前弯はありますが、それが過度になると、腰椎の負担が増加し、腰痛や腰部の不調を引き起こす可能性があります。

反り腰の主な原因には、姿勢の悪さ、筋力の不足、運動不足、または運動による過剰な負荷などがあります。

また、長時間の座り作業やスマートフォンなどの電子機器の使用によって、姿勢が崩れやすくなることもあります。

反り腰の症状には、腰痛や腰部のこり、脚のしびれや痛み、歩行困難などがあります。

正常の背骨は、美しいS字カーブの配列をしています。

反り腰と骨盤の傾きの関係
正常のS字カーブと反り腰・骨盤の方無の関係

反り腰とは「骨盤が前へ傾いてしまい、お尻が突き出た姿勢」です。

人間の背骨は真っ直ぐに伸びているわけではなく、歩行時の衝撃を和らげるために緩やかなS字カーブを描く構造となっています。

首の筋肉や背中の筋肉、太ももの裏側の筋肉などが上手く使えなかったりすることで衰えると、骨盤が次第に前へ傾き、緩やかなS字カーブが極端にきつくなっていきます。

この状態が「反り腰」です。

お腹ぽっこりとお尻が出っ張り
お腹ぽっこりとお尻が出っ張り

反り腰の危険性などはわかりましたが、どのようなことが原因で反り腰になってしまうのでしょうか。

ここでは、反り腰に繋がる原因を6つご紹介します。

1つでも当てはまる方は反り腰の疑いや今後なりうる可能性があるので、早めに改善していきましょう。

反り腰になってしまう”6つの原因”

反り腰と座り方の関係
反り腰と座り方の関係
  • 長時間のデスクワークをしている
  • ヒールを日常的に履いた立ち仕事をしている
  • 腹部の手術をした方
  • 妊娠中
  • 産後の方
  • 運動不足

反り腰を放置してしまうと、主に以下の症状や状態になってしまいます。

正しい姿勢と反り腰と猫背
正しい姿勢と反り腰と猫背
  • 腰の痛みの慢性化(慢性腰痛)
  • 脚や足指の痺れ(しびれ)を感じる
  • お尻が突き出してしまう
  • 脚のむくみがひどくなる
  • お腹がポッコリとでてしまう
  • ダイエットしにくい
  • 膝に負担がかかってしまう
  • 肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、難聴の原因になる
  • 呼吸がしにくい
  • 歩行時に脚が出にくい(脚が重い)
お腹ぽっこりとお尻の出っ張り
お腹ぽっこりとお尻の出っ張り

このように「反り腰」を放置しておくと悪いことがいっぱい生じるのです。

反り腰の治療は、その原因や症状の程度によって異なりますが、一般的なアプローチには以下のようなものがあります

  1. 姿勢の改善: 正しい姿勢を維持することが重要です。座るときは背筋を伸ばし、腰をまっすぐに保つように心がけましょう。また、長時間同じ姿勢を保つことを避けるために、定期的に姿勢を変えることも大切です。
  2. 運動療法: 反り腰の改善には、特定の筋肉を強化する運動が有効です。腹部の筋肉や背筋を中心に、コアトレーニングやストレッチを行うことで、姿勢を正しい方向に整えることができます。
  3. 理学療法: 理学療法士による個別の治療プランやマッサージ、電気刺激、ウォーターセラピーなどが含まれます。理学療法は、運動療法と組み合わせて、筋力のバランスを整え、姿勢を改善するのに役立ちます。
  4. 医薬品の使用: 炎症や痛みを和らげるための非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や、筋肉の緊張を和らげる筋弛緩剤などの薬物療法が時には使用されます。
  5. 外科手術: 重度の症例や、腰椎の損傷が原因である場合には、外科手術が必要な場合がありますが、通常は最後の手段として検討されます。

反り腰の治療は、国家資格を持つ専門家の指導のもとで行われることが重要です。

個々の症状や状態に合わせて適切な治療法を選択し、継続的なケアが必要です。

反り腰に対する”関節”の治療

反り腰に対する関節の治療
反り腰に対する関節の治療

反り腰の治療だからといって、腰椎ばかり整体していると、失敗します。

胸椎・肋骨の整体や股関節を整体するのも重要です。

当院では先入観にとらわれず、関連する関節をすべて整体していきます。

反り腰に対する”筋肉”への治療

反り腰を前方から治す筋肉は体幹のインナーマッスルの腹横筋です。

したがって、反り腰を治す場合、この腹横筋をしっかり鍛える必要があります。

反り腰と腹部のインナーマッスル
反り腰と腹部のインナーマッスル

反り腰を引き起こす筋肉は、「腸腰筋」と「腰方形筋」、そして、「広背筋」です。

この筋肉が硬いと反り腰が治らないため、徒手的に腸腰筋と腰方形筋をしっかりと圧をかけて、柔軟性のある柔らかい筋肉にします。

反り腰と腸腰筋
反り腰と腸腰筋
反り腰と腰方形筋
反り腰と腰方形筋
反り腰と広背筋
反り腰と広背筋

筋肉が硬くなっていると、動きにくい身体になります。

動きにくい身体は、反り腰を助長します。

この場合も、腰部の筋肉だけでなく、背骨~股関節、太ももの筋肉まで範囲を広げることが大事です。

反り腰に対する”骨盤”への治療

反り腰に対する関節の治療
反り腰と骨盤の治療

骨盤の位置が乱れているお客様が非常に多くいます。

この乱れのせいで、腰部の部位に負担がかかって、反り腰が生じているのです。

そうならないように、骨盤の位置を調整します。

【参考】国家資格を持った整体師の骨盤矯正・姿勢矯正!!

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