
妊娠中(妊婦さん)の腹直筋離開
当院に来院される方は、
産後のお腹の戻りの悪さが気になって…、
出べそが治らなくて…
お腸がグニョグニョ動くのが目に見えて分かるんです…
など、
産後に違和感を感じて来院される方がほとんどです。
しかし、腹直筋離開は妊娠中に起こるので、妊娠中から離開を悪化させないように予防することがとても大事になります!
腹直筋離開は予防が大切
①妊娠中のなるべく早い時期から、腹帯をしっかり巻くようにする!
大きくなるお腹は、筋肉や筋膜・脂肪・皮膚を引き伸ばします。
これが離開を悪化させる要因となります。
腹帯をしっかりと巻き、上記のような組織を伸ばさないことが大切です。
2 インナーマッスルを働かせる!
妊娠中に大きくなる子宮は、体幹のインナーマッスルが支えています。
インナーマッスルが上手く収縮してくれないと、大きくなる子宮を支えることが
出来ず、お腹はどんどん前にせり出していきます。
それは筋肉・筋膜・脂肪・皮膚を引き伸ばすことに繋がります。
インナーマッスルのトレーニングは、妊娠中でも安全に行うことが出来ます!
胎児やママの身体のためにも、妊娠中からトレーニングを行うようにしましょう♪
3 体幹筋が個別にしっかりと収縮するように、筋肉のリリースを行う!
インナーマッスルを働かせるためには、アウターマッスルとインナーマッスルの筋肉や筋膜同士の癒着がないことが前提となります。
当院では、まず超音波により安全に筋肉・筋膜の状態を確認し、整体により、癒着を起こさせないようなリリースを行い、筋肉・筋膜の状態を整えます。
妊娠後期でも安心・安全に行え、痛みもありません。
腹直筋離開は、見た目や身体の機能としても重大な問題を引き起こしますが、産婦人科では知られていないこともあるくらい、マイナーな症状です。
妊娠中に起こっている違和感を放っておいて悪化させてしまうか、妊娠中からの治療で腹直筋離開を最小限に出来るのか、大きな分かれ道になると思います。
「お腹が前にせり出しているかも。出べそになっている気がする。私のお腹大丈夫かな…?」と思った方は、一度ご来院頂ければと思います(^^)/
妊娠中に治療している腹直筋離開の方
E・K様

M・N様
