階段の昇り降りが困難となる股関節痛があります。股関節の外側が痛くなり、日常生活に支障をきたすようになります。 医学では、下記のような診断をされるケースがあります。 大腿骨大転子疼痛症候群の定義 大腿骨大転子・中殿筋・小殿筋・腸脛靭帯などの構造を含む、大転子周囲の多くの障害に起因する慢性的な痛みを呈します。 股関節周囲の...
股関節の記事一覧
股関節は人体最大の関節と言われています。 日常生活上、ほぼ全ての動きにおいて股関節を使います。 腰を曲げたり、立ったり、座ったりする動作でも股関節を使います。 股関節の動きの悪さは腰や膝、首の負担も増大させています。 健康に正しく動くことが必須の関節と考えています。 では、なぜ、股関節の前面(鼠径部)に痛みが出るのか?...
股関節がコリコリ鳴る弾発股 歩く時に股関節でコリコリと音がすることがあります。 「股関節が変形しているのではないか?」と心配される方も多いのではないでしょうか? 実は変形ではなく、「弾発股」の可能性があります。 では、弾発股とは一体、何なのでしょうか? 大きく分けて、股関節の外側から音がするタイプと、内側から音がするタ...
手術しないで、臼蓋形成不全を治す方法とは? 骨盤の形態異常のことを指します。 先天性あるいは後天性に臼蓋が浅く、股関節が不安定な状態であることを言います。 股関節とは骨盤の臼蓋と大腿骨の大腿骨頭で関節を形成していますが、臼蓋形成不全の状態になりますと、股関節が不安定になるため、股関節周りの筋肉や靭帯などのあらゆる組織に...
股関節の前面の筋肉が股関節痛を出す 分冊解剖学アトラス 第5版より改編して掲載 股関節の前面に、「腸腰筋」「大腿直筋」と呼ばれる筋肉があります。 これはもも上げなど、足を前に出す時に使われる筋肉です。 この「腸腰筋」「大腿直筋」に負担がかかり、炎症が起きたり筋肉が硬くなったりすると、股関節に痛みを引き起こす場合がありま...
太ももの筋肉が股関節痛を引き起こす 太ももの前側に「大腿四頭筋」という筋肉があり、その中で「大腿直筋」と呼ばれる二つの関節をまたぐ筋肉があります。 この筋肉は、脛の骨から骨盤の前面についているため、膝を伸ばす動作と股関節を曲げる動作の二つに作用します。 そのため、この筋肉の使用頻度が多くなり、付着している骨盤の骨が引...
先天性股関節脱臼が股関節痛に関与する 先天性股関節脱臼とは? 股関節の発育が不十分で脱臼しやすい状態を言います。 一般的に骨盤が大腿骨の受け皿の役割を果たしており、骨盤は大腿骨の先端を覆うようにできていますが、大腿骨を覆う部分が小さくなっていると脱臼しやすくなってしまいます。(臼蓋形成不全) 発生率は0.1~0.3%で...
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